改めて認識しよう!都市としての東京圏のポテンシャル

Japan
(写真=f11photo/Shutterstock.com)

2020年にオリンピックが開催されることになり、世界から注目を集めている東京圏は、世界でも高いレベルの機能を持ったポテンシャルの高い都市です。高度成長期以降はバブル崩壊やリーマン・ショックで日本経済は低迷していましたが、東京圏の都市機能や経済は着々と成長してきました。近年、オリンピックの開催が決まったことで、東京圏の良さが改めて認識されています。果たして東京圏とはどのような都市なのでしょうか?東京圏の魅力を改めて確かめましょう。

都市別GDPランキングで東京圏は世界1位

東京圏は都市別GDPランキングで世界1位に輝きました。都市戦略研究所が発表した「世界の都市総合力ランキング」でも3位にランクインしました。都市総合力ランキングでは海外からの訪問者数の多さなどが評価されていますが、採点とは違った視点から見てみます。

日本では東京圏に全ての物や情報が一極集中していることが要因のひとつだと思われます。ITや経済、商業などほとんどの産業が東京圏を中心に回っています。大手企業の多くは東京圏に本社を置き、取引先との交渉なども、都内や東京近郊で行います。地方でも大手の企業がありますが、そういった企業も地方と東京圏の2カ所に本社機能を置いていることが多く、ビジネスの中心が東京圏にあることを物語っています。

また、地方と東京圏の距離も東京一極化が進んだ要因とも言えます。日本は国土が狭いので、東京圏からであれば、福岡や大阪であれば日帰りも難しくはありません。必要な時にだけ移動すれば済むというのは、決断のスピードが重視される現在のビジネスにおいては大きなアドバンテージになります。

都市別人口ランキングではインドのデリーを大きく上回り1位

都市別人口ランキングでも、東京圏は世界1位(約3861万人)にランキングされています。2位は人口大国・インドのデリー(約2645万人)です。国レベルでは、インドが12億以上の人口を誇るのに対し日本は約1億2000万人で、10分の1です。いかに東京圏に人が集まっているかが分かります。

東京圏の人口の増加の要因に、あらゆるところで市街地の再開発が進み、環境が整ったことが考えられます。東京都心や郊外の大きな駅の周りは、商店街や商業施設が密集しています。飲食店街に行けば、東京圏にいながら地方の産物や、海外の料理を食べることができます。湾岸に住めば窓から海が見えますし、郊外に出れば森に囲まれた自然の中で暮らすこともできます。

東京圏は本人が望みさえすれば都会的な生活も、田舎暮らしのような生活もできる都市だと言えます。個人が望むライフスタイルを容易に実現できるだけでなく、いざというときに必要になる病院や福祉施設も整備されています。東京圏は仕事をするだけでなく、住む場所としてもとても魅力的で、仕事と生活の両方が機能している都市だと言えます。

GDPは韓国並み

東京圏にはGDPが韓国全体のGDP(約16兆円)と肩を並べるほどの実力があります。
しかし、日本は国レベルで言うと人口が減少しているため、工夫が必要です。これまでのように輸出で利益を出すのではなく、消費を海外からの入国者にも広げるために、入国できる人の条件を緩和しています。昨年話題になった観光客の「爆買い」もすそ野が広がった影響です。日本の対策が外国人にとってメリットとなり、東京圏のGDPの伸びに貢献していると考えられます。国の対策が東京圏のGDPの伸びを後押ししていると言えるでしょう。

あまり認識されていなかったが、東京圏の都市としてのポテンシャルは非常に高い

今まではなかなか認識されていませんでしたが、細かく数値などを検証すると、東京圏は世界でも非常にポテンシャルが高い都市だということがわかります。交通機関や物流も細かく整備され、人、モノ、金が東京圏に集まっています。これからも東京オリンピックに向け、東京圏はまだまだ変わっていくことでしょう。一方で東京圏への一極集中には弊害があることも事実ですから、これからは都市機能が集中していることを活かした政策も求められます。

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