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<簡易版>把握しておこう!人生でかかるお金とは?

(写真=Studio Romantic/Shutterstock.com)

これからの人生、一体何にどれくらいお金がかかるのか、きちんと把握している人はそれほど多くないかもしれません。お金を全く貯めていないことも問題ですが、必要以上に将来を心配するあまり、貯金ばかりで現在を楽しめないのも、もったいないことです。

このコラムでは、30歳で結婚し、子どもが1人生まれた場合の、平均的な日本人の支出を紹介します。

結婚費用

日本人の平均初婚年齢は年々晩婚化が進んでいますが、よりお金を貯めてから結婚をする人が増えているのか、挙式費用の方は上昇しています。

「ゼクシイ結婚トレンド調査2016調べ」によると、挙式、披露宴・披露パーティー総額は359.7万円となっています。もちろんこの他、結婚準備の段階で結納金、顔合わせ、エンゲージリングなどが必要になりますし、式の後の新婚旅行代などもかかってきます。

ただし、すべてを2人で用意する必要はありません。72.6%の人は親や親族から平均166.9万円の援助を受けていますし、ご祝儀もあります。それらを含めると、カップルの自己負担額は、143.2万円となっています。

子どもを1人出産

出産にかかる費用は、入院・分娩料があり、その他新生児管理保育料や検査・薬剤料その他を合わせると、東京都では1回の出産で平均49万7,872円(2012年度)かかります(「第78回社会保障審議会医療保険部会配布資料「出産育児一時金の見直しについて」より)。

妊娠や出産による分娩・入院費は、怪我や病気とは違い、健康保険が適用されません。しかし、健康保険や国民健康保険に加入していると、出産育児一時金制度により、子ども1人につき42万円の給付を受けることができます。よって、東京都で出産する場合、実質8万円弱で出産することができます。

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都内のマンション

賃貸にするか、分譲マンションを買うかで変わりますが、今回は50年間賃貸で生活するケースを考えてみます。

まず、初期費用として、敷金・礼金や仲介手数料、火災保険代などの初期費用がかかります。敷金・礼金共に都内では家賃の2ヵ月分が相場ですが、最近では礼金がなしという物件も増えてきています。もちろん、引越しをするには、荷物の量や移動距離に応じた引越し代もかかりますし、家具・家電を新調するための費用も必要です。

マンションが決まった後は、家賃を払うことになりますが、家賃12万円の物件に50年住むとすると、12万円 × 12ヵ月 × 50年 = 7,200万円かかる計算です。さらに、更新料がかかる物件もあります。家賃の1ヵ月分が相場ですので、2年契約の場合、50年間でかかる更新料は、12万円 × 25回 = 300万円、となります。

保険

生命保険料は、普通どれくらい払うものなのか、気にする人も多いようです。生命保険文化センターが公表している「平成27年度生命保険に関する全国実態調査」によると、世帯年間払込保険料は、一世帯当たり全国平均約38万5,000円となっています。

上記の数字は、個人年金保険も含まれた額になりますので、同じく税制が優遇されるiDeCoやNISAの制度が浸透するにつれ、今後下がってくる可能性もあります。

教育費

教育費は、子どもを公立に行かせるか、私立に行かせるかで、大きく変わってきます。文部科学省発表の「平成26年度子供の学習費調査」によると、仮に幼稚園から高等学校まで全て公立の学校に行かせた場合、かかる費用は15年間で約523万円ですが、これを全て私立の学校に行かせようとすると、金額は約1,770万円に跳ね上がります。

日本学生支援機構による「平成26年度学生生活調査」によると、大学費用について、奨学金や子どものアルバイトを除いた、親が負担した1年間の金額(授業料+生活費含む)は、国立で年間95万1,800円、公立で82万4,600円ですが、私立では127万6,400円となっています。

自動車購入

最後に、自動車の費用ですが、仮に30歳で新車を購入し、70歳まで車を持つと仮定した場合、10年ごとに買い替えを想定すると、車両費だけで200万円×4台の800万円、車検が4台分各3回で144万円、その他、自動車税、自動車保険、ガソリン代などを合わせると、年間15万円が40年間かかります。

この場合、安く見積もっても、トータルでかかる費用は1,500万円近くになります。本当に車が必要か、たまにレンタカーやカーシェアリングなどを利用した方が安くないかなど、考えてみる価値はありそうです。

ライフプランの参考に

今後必要になるであろう経費をざっと挙げてみましたが、あくまで上記の額は平均的な数値となっています。当然各項目が必要になる時期は人によって変わってくるでしょうし、優先順位によって、ある項目はもっとお金をかけたいけど、別の項目は少なくできる、という調整もできるでしょう。1つの目安として、今後のライフプランの参考にしてみてください。

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