もっと自分を認めて好きになろう 成功のカギは「自己肯定感」向上にあり

(画像=ntkris/Shutterstock.com)

この記事では、やる気の向上や能力の発揮、さらには自己成長につながる「自己肯定感の高め方」を紹介します。

日本人は世界の中でも「自己肯定感」が最も低い部類……内閣府が実施した「子ども若者白書」で、そんな結果が発表されました。

自己肯定感の低い人は「どうせ自分は」と考えがちで、やがてそれがやる気のなさや逃避につながります。
だからこそ、自己肯定感を高めるトレーニングが職場でも学校でも大切なのです。

子どもをほめて認めるアメリカ人

「I’m proud of her(私は娘を誇りに思う)」
何でも謙遜しがちな日本人からはまず聞かれない言葉ですが、アメリカ人は頻繁に口にするようです。
「I’m proud of you(私はあなたに誇りに思う)」
面と向かってこう言われることも珍しくありません。

単純にほめるだけでなく認めて受け入れる、そんな価値観がアメリカでは大切にされています。

この話を聞いて、反発を覚える人も少なくないでしょう。家庭・学校・職場で「まず決められたことをきちんとできるようになる」ことが優先される日本では、ほめる・認める・受け入れるといった価値観はなじまないかもしれません。

そして、こうした教育に対する価値観の違いは「自己肯定感」に重大な影響を与えます。

若者の意識を国際比較した調査結果(内閣府)によると、「自分自身に満足している」「自分には長所がある」と考える若者の割合は、7ヵ国中で日本がいずれも最低です。

ちなみに日米を比較すると、「自分自身に満足している」若者は、アメリカ人の86%に対し、日本人は46%という低さです。

自己肯定感の低さが及ぼす悪影響

自己肯定感の低さは、意欲・希望・充実感といったさまざまな面に影響を及ぼします。

調査結果でも、「結果がどうあれやってみる」「世の中を変えることができる」「将来幸福になっている」「職場や家庭が充実している」といった設問で、日本はいずれも最下位です。一方で、社会規範や愛国心といった面では、他の国と比べても遜色ありません。

つまり「ルールは守るし組織への帰属意識は高いが、やる気に乏しく、満足感も低く将来に希望を抱けない」のが日本の若者像なのです。

では、そのような若者には、具体的にどんな行動や意識が現れるのでしょうか。一般的に自己肯定感が低いと、トラウマからくる失敗やミスに対する恐怖心、劣等感や嫉妬心の強さ、自信のなさからくる消極性、指示待ちなど他人への依存、人の役に立とうという気持ちの弱さといった特徴が現れるとされています。

自己肯定感を高めよう

では、どうすれば自己肯定感を高めることができるのでしょうか。まず出発点は、自己肯定感が低いことを、自ら認識することです。認識を通じて自らを客観視することができ、自己肯定感が引き起こす意識や感情をコントロールしやすくなります。

次のステップは、「自分の強みを引き出す」ことです。これをあらかじめ認識できていないと、いざというときに自分の強みを発揮できません。

学生時代から社会人に至るまで、ずっと「減点主義」でふるいにかけられ、欠点を克服することばかり意識してきたせいか、日本人は一般的に自分や他人のあら探しをするのが得意です。一方で、「自分の強み」がわかっている人は、決して多くありません。

心理的な強みを長年リサーチしているVIA研究所によると、人間には24種類の内面的な強みがあり、どんな人間でも必ず強みはあるといいます。WEBでのセルフチェックなどを活用すれば、少なくとも自分の強みを知る手掛かりにはなります。

気をつけたいのは、日本人は自分の強みを引き出すときに、ついつい「周囲が認める自分の強み」を探してしまいがち、ということです。本当は、「自分が認める自分の強み」を探すべきなのです。周りから認められることばかりに意識が向くと、いつまでも本当の強みは見つかりません。

なぜならば、自己肯定感の本質は「I’m proud of me(私は自分を誇りに思う)」なのですから。

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