布団の捨て方と処分の方法とは? 自治体への依頼でかかる費用も解説

(画像=devmarya/stock.adobe.com)

引越し・寝具の衣替えを行う場合や布団が破損した場合など、さまざまなタイミングで古くなった布団を捨てたいと考えることがあることでしょう。しかし、どのように捨てればいいのか分からない方もいるかもしれません。

本記事では、布団の正しい捨て方と捨てる以外に正しく処分する方法を解説し、自治体に粗大ごみの回収を依頼したときにかかる費用も紹介します。

布団の正しい捨て方・処分の方法

まずは、布団を正しく捨てる方法について見ていきましょう。捨て方として、おもに以下の3つの方法があります。

・各自治体のルールに従い粗大ごみまたは可燃ごみに出す
・不用品回収業者を利用する
・引越しのタイミングに処分を依頼する

各自治体のルールに従い粗大ごみまたは可燃ごみに出す

布団を自治体が回収するごみとして扱う場合は、粗大ごみ、または可燃ごみになります。可燃ごみとして処分する場合は、裁縫バサミなどで布団を細かく切る必要があり、自治体のルールに沿って可燃ごみとして無料で回収してもらいます。ただし、自治体によっては解体した布団でも可燃ごみとして収集しない場合もあるので事前の確認が必要です。

粗大ごみに出す場合は、自治体に回収を依頼し、処分のための費用を支払う必要があります。依頼を受けてから回収までに時間がかかることもあるので、余裕を持って依頼するのがよいでしょう。解体しても可燃ごみとして処理できないサイズの大きい布団も確実に処分できる方法です。

不用品回収業者を利用する

布団は、不用品回収業者に依頼して処分してもらうことも可能です。自治体とは異なり、即日回収に対応している業者もあるので、処分を急ぎたい事情があり、自治体の回収を待てない場合に適しています。

ただし、費用は利用する業者によっても異なり、すべての業者で布団が回収の対象となっているとは限りません。自治体の回収より費用が大きくかさんでしまうこともあるので、適切に利用するには業者の見極めが必要です。

引越しのタイミングに処分を依頼する

引越しのタイミングであれば、引越し業者に処分を依頼できる場合もあります。布団以外にも引越しで発生する不用品をまとめて処分できるため手間のかからない方法といえるでしょう。なお、引っ越し業者を選ぶ際に、不用品の回収を行っている業者を選ぶ必要があります。

布団を自治体で粗大ごみとして処分するときにかかる費用

布団の処分を自治体に依頼するときにかかる費用は、自治体によっても異なります。東京都渋谷区の回収費用は布団・いす(ソファー除く)・衣装箱・掃除機などがまとめて1つ400円となっています。

武蔵野市の粗大ごみの処分費用は、1,000円を最低料金とするポイント制(1ポイント100円)です。2ポイントがシングル、3ポイントがセミダブル以上であるため、布団の大きさによって1つ1,200~1,300円かかる仕組みになります。

一方、多摩市では、布団・マットレス(中綿のあるもの)を1枚につき200円で回収しています。このように同じ東京都であっても、自治体によって粗大ごみの処分にかかる費用やルールが大きく異なるので、自身が属する自治体のルールを確認しながら依頼するようにしましょう。

※上記の回収費用は記事執筆時点のものです。現在の回収費用については自治体の公式サイトを参照してください。

布団を捨てる以外の方法で正しく処分する方法

一方で、布団は捨てる以外の方法でも正しく処分できます。基本的には状態がよく、再利用できることが条件になりますが、処分に費用をかけたくない方や、まだ使用できるので他の人に使ってもらいたいと考える場合は下記の3つの方法も参考にしましょう。

・有料の引き取り先を探す
・下取りサービスを提供している販売元を探す
・寄付する

有料の引き取り先を探す

布団はリサイクルショップや、オークションサイトなどを利用して有料の引き取り手を探すことも可能です。ブランド物で高い価値を持つ場合や、ほとんど新品の状態で事情により処分が必要になった場合は、リサイクルショップでの買取で値がつきやすいです。

オークションに出品する場合は、3~4月の引越しのハイシーズンや、季節の変わり目である衣替えのシーズンを狙うと落札者が見つかりやすいかもしれません。

下取りサービスを提供している販売元を探す

布団の処分と買い換えを同時に行うなら、下取りサービスを提供している販売元を探すのもよいでしょう。布団の状態によっては下取りで価格が安くなるとは限りませんが、無料で処分を代行してもらえるので手間も費用もかかりません。

寄付する

布団をごみとして捨てるくらいなら他の人に役立てて欲しいと考えるなら、寄付も選択肢になります。寄付された布団は発展途上国や、難民支援に活用されており、動物愛護団体では保護動物の健康を守るために使用しています。

ただし、郵送にかかる費用は自身で負担する必要があり、布団は送料がかさみやすいので、送り先によっては捨てるよりも費用がかかります。節約の方法として寄付を考えるのは難しいことを理解しておきましょう。

布団を処分する上で気をつけたいこと

布団を処分する際は、以下の3点に注意する必要があります。

・自治体にごみを出す場合はルールを守る
・業者はよく考えて選ぶ
・今後も利用してもらうなら汚れを落とす

自治体にごみを出す場合はルールを守る

自治体にはそれぞれごみを出すときのルールがあるので、必ず守るようにしましょう。布団を粗大ごみ以外で受けつけない自治体で可燃ごみとして処分する場合や、粗大ごみとして処分するときに自治体が提示するごみ出しに関する指示を守らない場合は、回収してもらえない可能性があります。

自治体による回収は布団の状態が悪い場合や、引越しや下取りのタイミングを逃した場合でも確実に処分できる方法ではありますが、利用する場合はルールを守ることが重要です。

業者はよく考えて選ぶ

自治体に依頼するほうが料金は安くなりやすいですが、さまざまな事情で業者を利用したいと考える場合は、悪質な業者に依頼してトラブルを起こさないように注意しましょう。

特に無料回収を宣伝する業者や、業者の情報がインターネット上で収集できない場合は注意が必要です。不用品回収には基本的に費用がかかることを理解し、情報収集を怠らないようにしましょう。

今後も利用してもらうなら汚れを落とす

リサイクルショップやオークションサイトなどで有料の買取先を探すなら、できる限り布団の汚れは落としておきましょう。クリーニング費用はかかりますが、値がつく状態であれば、より買取価格を高めることや、落札者を見つけるための必要経費ともいえます。

また、寄付を検討している場合は送料に加えて費用がさらにかかりますが、クリーニングに出してから寄付すれば喜ばれることでしょう。

布団の状態やタイミングによって正しい捨て方を選ぶことが重要

布団の正しい捨て方・処分の方法は、捨てようと考えている布団の状態や、処分のタイミングによっても異なります。正しい捨て方を一通り理解してから、自分にとって最適な方法を選ぶのが理想といえるでしょう。

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