マンション経営、リスクにはどのようなものがあるの?

(画像=Andrii Yalanskyi/Shutterstock.com)

投資にはさまざまな種類がありますが、不動産投資はFXや株式のようなリスクの高いものと比較して、ミドルリスク・ミドルリターンです。これは不動産投資には事業としての側面があるため、預貯金や国債のような手堅い資産運用と比較するとリスクが生じるという意味です。では不動産投資にはどのようなリスクがあり、またどのようにその対策を講じれば良いのでしょうか。本稿では不動産投資のリスクについて説明します。

マンション経営で知っておくべきリスクは?

リスクが低くなるほどリターンも低くなるのは投資の原則です。ほとんど金利がつかない銀行などへの預貯金は安全ではありますが、お金を運用して増やすにはおすすめできません。一方、株式投資などは大きな利益を得られる可能性がある代わりに、大きな損失を被るおそれもあります。その点において、不動産投資におけるマンション経営はミドルリスク・ミドルリターンといわれることが多い傾向です。

そのためポートフォリオの一環に押さえておきたい投資先の一つだといえるでしょう。しかしそんなマンション経営でもリスクは存在しています。マンション経営のリスクは以下のようなものが挙げられます。

・空き室リスク
マンション経営で、オーナーが一番心配になるものが空き室リスクでしょう。空き室が生じれば家賃収入も入ってきません。とくに質の悪い物件であれば、入居期間が短く新しい入居者がなかなか入ってこないという事態にも陥りかねません。空き室期間が長ければ長いほど事業計画にも支障をきたすため、ぜひとも避けたいリスクの筆頭に挙げられます。

・家賃変動リスクと金利変動リスク
物件の価格は景気や市場動向によって変動します。人気ある地域であっても、市場が下落傾向にあれば、家賃設定においてもやはり足を引っ張られる懸念は否めません。また変動金利でローンを組んだ場合にも注意が必要です。日銀の超低金利は続いていますが、万一のインフレにも備えておくことは肝心です。

・災害リスク
日本は天災の多い国です。地震や水害、落雷などによる物件の損壊は常に備えておくに越したことはありません。そもそも日本の物件は地震などの天災をある程度見越しており、建築基準法によって万一の際にも耐えられるように設計されています。ただし、現在の耐震基準は1981年の建築基準法に則っているため、価格が安いことを理由にあまりにも古い中古物件を買うことはおすすめできません。

もし古い物件を購入した後、1981年以降の耐震基準を満たしていなかった場合、いざというときに被害が大きくなるおそれもあるため、用心しておくに越したことはありません。

マンション経営のリスクにはどう備えればいい?

マンション経営で起こり得るリスクを回避するためには、まずは良質な不動産会社を選ぶことです。良質な不動産会社であれば、空き室リスクを回避するため立地の良い場所を中心に物件を保有していることでしょう。また新築の設備の整ったマンションであれば、地震などの災害にも備えており、万一の事態が起きても被害を最小限に食い止めることができます。

さらに金利の問題についても事前の打ち合わせでしっかりとしたシミュレーションをしてくれるため、仮に金利に変動が生じたとしても返済で慌てるおそれはなくなります。

リスクの回避は不動産会社で決まる

上述のようにマンション経営でリスクの回避を考えるのであれば、安心できる不動産会社を選ぶことが何よりも先決です。さまざまなリスクに備えて、事前にリスクヘッジを行っているきちんとした不動産会社を見つけられるように心がけることが大切です。

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