不動産投資を始めるときの不安に対処する3つの方法

(写真=Brian A Jackson/Shutterstock.com)

「不動産投資にはこんなメリットがある」と他人にいわれたり記事を読んだりしても、いざ行動に移ろうとすると不安が先立ってしまう人は多いのではないでしょうか。経験や知識がないと、なかなか納得して動くことはできないでしょう。そこで、不動産投資の初心者が不安を払拭するために取るべき行動を3つ紹介します。事前の情報収集と行動力こそが、不動産投資の事前準備として重要です。

不動産投資の具体的なステップの学習

不動産投資に対する不安というのは、「流れがよく分からない」という知識や経験不足によるものです。この段階で物件購入をすすめられたり、自分で物件探しをしたりするのはハードルが高いと感じる人が多いのではないでしょうか。

そこで、まずは大まかな不動産投資のステップを把握しておきましょう。不動産投資の場合は、大きく分けると情報収集→物件購入→物件運営→物件売却の4つのステップから構成されています。さらに、たとえば物件購入と一口にいっても、確認することはさまざまです。「購入前の物件選びや予算の検討」「不動産会社とのコミュニケーション」「金融機関と融資の交渉」「売り手との交渉」など、やるべきことは整理しておきましょう。

このように、「不動産投資のためにどういった行動が求められるのか」について予習が必要です。不動産投資に必要な行動の学習は、上述した4つのステップの中では「情報収集」といってもよいかもしれません。ある程度不動産投資家として経験を積めば不要ですが、不安を抱えた初心者のうちは徹底的な事前準備をしましょう。

自分と似たタイプの人の経験談をチェック

情報収集といっても、その方法は多岐にわたります。インターネットで不動産会社のWebサイトに記載された記事をチェックしたり、不動産投資家の個人ブログや書籍を見たりと情報源が豊富にあります。まずは、こうした文字ベースの情報からも多くのことを学ぶ事ができます

ただし、不動産投資の場合は何より対面で得られる情報の方が貴重かつ、参考になります。Webサイトや書籍にされた情報は編集の手が加えられており、いわゆる「オフレコ情報」「一般公開はためらわれる情報」は削られているケースが多い傾向です。ただし、書籍やWebサイトの情報がまったく無駄であるというわけではありません。対面での情報は「文字ベースで得られないような情報があるかもしれない」ということです。

そのため、セミナーや展示会などに積極的に足を運び、アナログかつ生の情報を手に入れられるとよいでしょう。特に、不安を払拭したいという観点から考えると、自分と似た境遇を持つ個人投資家の話を聞きに行くと学びが多いです。たとえば、会社勤めで老後の備えのために副業として不動産投資に従事したい人であれば、同じようなバックグラウンドの人の話が参考になります。ある程度は、動き方をそのまま真似るだけでも成功率は高まるかもしれません。

自分と似た境遇の人を探すのが有効であるということは、その前に不動産投資家としての自己分析を行う必要があるということです。主に下記のような立場や目的、狙いたい物件の種類、予算などを明確にすると、アプローチすべき「よく似た不動産投資家」も絞り込めます。

・会社勤めなのか
・自営業なのか
・副業でやるのか
・専業になるのか
・インカムゲイン狙いなのか
・キャピタルゲイン狙いなのかなど、

もちろん、最初は自己分析といわれてもあいまいさが残るかもしれません。その場合は、不動産会社の無料相談やセミナーなどを利用して、自分の「軸」をはっきりさせるとよいでしょう。不動産投資の最初のステップである情報収集の過程は、不動産投資家としての自分のあり方を暫定的にでも明確化する過程でもあるといえるわけです。

信頼できる不動産会社・担当者とのつながり

個人の不動産投資家だけではなく、不動産会社や担当者とのつながりを積極的に作りに行くのも重要です。不動産情報を豊富に持っているのは彼らですから、不動産会社とのつながりを作ることが情報収集には欠かせません。不動産会社とつながりを作るきっかけとしては、初心者向けに開催されている無料セミナーのようなイベントがやはりうってつけです。

こうしたイベントに出席することで、不動産投資の全体像を把握しやすくなりますし、自分の方向性が見えてくることも多々あります。近年は、「30代会社員」「20代女性」など属性を限定したセミナーも数多く開催されていますので、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。イベントに参加する際には、2つ注意点があります。1つ目の注意点は、「事前に基本的な情報は自己学習してからイベントに臨むこと」です。

予習をすることによって、イベントで提供されるレクチャーに対する理解度が上がりますし、そこで提供される情報を自発的に取捨選択する目が養われます。何も知らない状態でイベントに出ると、どうしても自分がほしい「都合のよい情報」ばかり受け取ってしまい、偏った頭のままで行動に移ってしまいがちです。

メリットもデメリットも踏まえたうえで、情報をもとに自分の頭で冷静に考えてから、物件の購入準備にとりかかるべきです。2つ目の注意点としては、「できれば講師や不動産会社の担当者と個人的なつながりを作る心づもりでイベントに臨むこと」です。名刺交換は当然として、イベント後にメールを送って継続的に連絡を取れる体制を作っておきましょう。

自分が悩んだり判断に困ったりしたときに、アドバイスをもらえるかもしれません。つまり、不動産投資における「メンターづくり」です。一時的な情報提供源としてイベントをとらえるのではなく、継続的な関係づくりの場としてイベントを活用することをおすすめします。

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