「投資に絶対はない」気をつけておきたい不動産投資の6つの注意点

(写真=yanatul/Shutterstock.com)

投資においてリスクはつきものですが、リスクがあるから投資は行うべきではないと考える人もいるのではないでしょうか。それは違います。リスクを把握して自分が許容できる範囲かどうかを検討し、得られるかもしれないリターンとの間に隔たりがないかを考えることが重要です。リスクはコントロールするものです。今回は、不動産投資の6つのリスクについて解説します。

リスクを正しく認識することが成功への第一歩

不動産投資の情報を収集していると、未来の不労所得にワクワクするという方も多いのではないでしょうか。しかし、投資に絶対という言葉は存在しません。100%リスクを消すということはできないからです。だからといって、投資が無駄ということはありません。

正しい投資こそが資産形成において最も大切なことになります。正しい投資とはリスクをきちんと把握し、そのリスクに対して対抗策を準備することを意味します。

不動産投資における代表的なリスクは下記になります。

1. 空室リスク
多くの大家さんを悩ませている問題です。入居者がいなくとも、毎月のローンは支払わなければいけません。空室が多くなれば、毎月の家計を圧迫する要因となります。

2. 家賃下落リスク
建物は年々劣化します。そのため、いつまでも同じ金額の家賃を得ることは望めません。近隣に賃貸物件が増えれば家賃面で対抗する必要も出てきます。家賃の下落にも備えておく必要があります。

3. 金利上昇リスク
返済がある以上は金利に気を配っておかなければいけません。金利が上昇すれば支払う金額が増えていきます。

4. 災害リスク
地震や津波などの自然災害や火災なども大きなリスクとなります。

5. 人的リスク
入居者とのトラブルには実働だけではなく精神的な労力も伴います。

6. 滞納リスク
家賃滞納者に対する対応も考えておかなければいけません。

6つのリスクへの対抗策

上記のような6つのリスクが不動産投資における代表的なリスクとなります。このリスクを踏まえたうえで、どのような対応をしていけばいいのか考えていきましょう。

空室リスクと家賃下落リスク
この2つのリスクに対抗するには、何よりも物件選びが大切となります。人気のエリア、人気がある物件、これらをしっかりと選定することが大切です。また、サブリースを検討するのも一つの方法です。サブリースとは不動産会社が物件所有者から物件を一括で借り上げ、入居者に転貸するシステムです。得られる家賃収入は少し減りますが、安定的な収入を見込めるため、検討してみる価値はあります。

金利上昇リスク
定期的に試算しておくことで、ある程度のリスク軽減を行うことが可能です。金利がどれだけ上昇すれば債務不履行となるのかを把握しておく必要があります。金利が上昇した局面では繰り上げ返済を行ったり固定金利への借り換えなどを行ったりして、危険水準からの脱出を計っていくのです。許容できる金利を算出して、状況に応じて手を打つことが重要です。

災害リスク
自然災害は避けることができません。そのため、保険で備えておく必要があります。さまざまな保険があるため、カバーしたい分野に対応した保険を選ぶことが重要です。日本は地震大国ともいわれるほど地震が多いため、地震保険も必要になってくるでしょう。

人的リスクと滞納リスク
こちらの問題は対人となるので、場合によっては長引き、精神的な労力を必要とします。対抗策としてはしっかりとした専門業者に委託するのもよいでしょう。滞納リスクには保険を利用したリスクヘッジも有効です。

リスクと上手に付き合うことが成功への近道

どのような投資にもリスクはついて回ります。大切なのは、問題が起こってから対応するのではなく、リスクの中身を把握して事前に対応策を準備しておくことです。無駄にリスクをおそれてしまっても投資は行えません。投資は未来の自分を助けます。リスクと上手に付き合うことこそが成功への近道です。

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