時価総額が東証1部を超えた「GAFAM」に投資する方法

(画像=florence-piot/stock.adobe.com)

「GAFA」もしくは「GAFAM」といえば世界的なIT巨人と呼ばれる米国のIT企業群です。すでに世界的な社会インフラとして機能している部分もあるため、利益構造の盤石さと投資家からの好感も手伝って株価は好調を維持しています。2020年5月には東証1部全銘柄の時価総額をGAFAMが上回ったことが話題になりました。

改めて米国株の強さやGAFAMの強さを印象づけられた人も多いのではないでしょうか。これだけ注目度が高くなると、日本国内にも「GAFAMに投資をしたい」と考える人が多くなるのは当然です。そこで本記事ではGAFAMについての概要から、具体的に投資する方法やおすすめの投資法を紹介します。

世界的な企業に成長したIT巨人のGAFAM

GAFAMとは「Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoft」の各頭文字を並べたもので「ガーファム」と呼ばれています。いずれも世界的なシェアを持つ巨大IT企業で、すべてが米国企業です。GAFAMは、すべてIT企業として創業し、社会のIT化とともに発展を続けてきました。発展を遂げたGAFAMはあまりにもその影響力が大きくなったことから「IT巨人」とも称されています。

GAFAMの株式は、すべて米国のナスダック市場に上場しています。ナスダック市場はIT企業や新興ベンチャー企業などが多く上場していることで有名な市場です。

いくら「IT巨人」とはいえ、5社の時価総額が東証1部に上場している2,170社(2020年5月時点)の時価総額を上回ったわけですから、GAFAMの勢いをうかがい知ることができるのではないでしょうか。こういった背景を踏まえて、投資家の中には「日本株だけだと資産増のチャンスが限られてしまうのではないか」と考える人が多くなりました。

そこで多くの人が目をつけたのが、これらGAFAMへの投資です。

GAFAMに投資する方法3選

GAFAMに投資する方法は、主に以下3つの方法が挙げられます。

  • 証券会社の口座から外国株に投資
  • CFD取引(差金決済取引)で米国主要銘柄に投資
  • 投資信託やETF(上場投資信託)でナスダック100指数に投資

1.証券会社の口座から外国株に投資

外国株を取り扱っている証券会社に口座を開設することで、米国ナスダック市場のGAFAM株を直接売買することが可能です。すでに保有している証券会社の口座があっても外国株を取引するには別途口座開設が必要なため確認してみましょう。

2.CFD取引で米国主要銘柄に投資

証券会社が運営しているCFD取引のサービスを利用して米国株へ投資することも可能です。CFDとは、Contact For Differenceの略で一般的に「差金決済取引」と呼ばれています。株式の現物取引の場合は株式を買ったり売ったりすることで代金を受け取りますが、CFD取引は差金決済取引のため現物取引は行いません。

GAFAMの株式CFDやそれぞれの個別銘柄がからむ株価指数CFDを選定することで投資ができます。

3.投資信託やETFでナスダック100指数に投資

投資信託やETFの中には、米国ナスダック市場の株価指数「ナスダック100」と連動するように運用されているものがあります。ナスダック100は、ナスダック市場の有力銘柄をピックアップして指数化したものです。そのため当然GAFAMすべてが組み込まれています。GAFAM以外の銘柄も含めた投資になりますが、GAFAMを含む米国ハイテク銘柄に分散投資をするのと同じ効果が得られるでしょう。

例えば「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」は日本国内で簡単に購入できるナスダック100連動型の投資信託です。ETFにも「NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動上場投資信託<1545>」というファンドがあります。ETFの売買のしやすさを含め、詳しくは後述します。

CFDでGAFAM個別銘柄に投資

GAFAMに投資する方法の1つ目はCFDです。CFDは一部の証券会社が提供しているサービスで、為替や金、大豆など世界中にあるさまざまなものを投資対象としています。その中には株価指数や米国の主要銘柄も含まれているため、GAFAMを個別株と同じ感覚でトレードすることが可能です。CFDの主なメリットは以下の3つです。

  • 買いからではなく売りからも同条件でトレードができる
  • ほぼ24時間トレード可能
  • レバレッジを利用できる など

CFDのメリットは多く、適切なリスク管理をすれば最も手軽かつ利益を狙いやすい方法の1つです。さらに証券会社によっては、GAFAM以外にも有望視されているネットフリックスやテスラといった米国株もトレードできるため、今後さらに魅力は増していくでしょう。

ETFでナスダック100指数に投資

GAFAMに投資する方法の2つ目はナスダック100連動型のETFです。ETFは上場されている投資信託なので売買が非常に手軽で、しかも1日に何度も取引できることなど機動的なトレードが可能になるため、投資信託よりも投資家にとってのメリットは大きいでしょう。日本国内には「NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動上場投資信託<1545>」があります。

東証に上場されているため、日本株と全く同じ感覚で売買が可能です。また本家米国にももちろんナスダック100連動型ETFがあります。正式名称を「INVESCO QQQ TRUST SERIES 1 ETF<QQQ>」といいますが、投資家の間では愛称「QQQ」の名称で広く知られているのが特徴です。資産規模の大きさなどから信頼性も高く、日本国内からでも米国株を売買するのと同じ感覚で売買できます。

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