お金を稼ぐために何をすればいい?収入・節約・資産運用で無理なく増やす

(写真=Andrey_Popov/Shutterstock.com)

多くの人が「たくさんのお金を稼ぎたい」という希望を持っています。しかしながら、実際にお金を稼ぐための行動を続けられている人はそれほど多くありません。現実には、お金を稼ぎたいという願望を抱くだけに終わっている人が大半です。しかし、お金を稼ぐための行動を始めなければ、お金は稼げないのです。

今回は、お金を稼ぐための方法を【収入アップ・節約・資産運用】の3つの軸に切り分けてご説明します。詐欺的な仕事や投機(ギャンブル)でお金を稼ぐのではなく、無理なく中長期的なスパンで増やしていく方法を考えましょう。

お金を稼ぐために考えたい出世・転職・副業

会社員が収入を増やす方法として、主に「今の会社の中で出世する」「収入の高い職種・企業へ転職する」「副業を行う」の3つがあります。これらはいずれも即効性のある方法とは言えません。出世を狙うにしても、数年単位で実績を積み重ねる必要があります。実績に加えて上司や同僚などと関係作りをしておき、高評価をもらいやすくしておく必要もあるかもしれません。強烈な成果主義を採用する営業や一部のベンチャー企業、あるいは飛び抜けて注目を集めるような成果を出した場合には短期間で昇進する可能性もあります。それでも、すぐに給料が増えていくことは考えにくいものです。

転職にしても、必ずしも年収を上げられる方法とは言えません。元の会社で実績を積み重ね、その実績をもとに今の年収よりも給与が高い求人を探しに行く(あるいはエージェントや企業自体から提示してもらう)形になります。同じ会社で出世するのと同じように、数年単位で実績や経験を積み重ねないといけません。

副業ですと、出世や転職よりも収入の発生するタイミングは早いかもしれません。2009年の調査では、副業している人の副業収入の平均は8万円弱で、割合としては「5~10万円未満」の回答が最も多くなっていました。

ただし、副業を開始してすぐに毎月5万円や10万円の売上が出せるケースはあまりないでしょう。最初は試行錯誤を繰り返し、ほとんど利益にならないことも少なくありません。やはり、安定した利益が出るまでにはある程度の時間と経験が必要です。

家計改善で確実に貯金できる仕組み作りを

収入をすぐにアップさせるのは難しいのですが、節約であればすぐに効果が出ます。たとえば毎日のおやつの購入を控えれば、その月から数千円の節約になるかもしれません。数千円の節約を収入アップと考えれば、はるかに即効性があると言えます。

せっかく家計改善を目指すのであれば、闇雲に節約を目指すよりもターゲットを絞って効率的に節約を目指すのが理想です。この際、変動費より固定費にターゲットを絞ると家計改善に効果的です。

変動費とは、食費や衣服費など月ごとに変動のある支出を指しています。一方で固定費とは、家賃や通信費などのように毎月必ず発生する支出のことです。ある月に変動費の節約を目指すべく努力しても、その効果はその月限りです。翌月以降も同じ努力をしないと、元の木阿弥になってしまいます。固定費を一度削減できれば、翌月以降もその節約効果は持続するのです。それゆえ、固定費をターゲットに節約を目指すのが効果的と言えます。

手持ちのスマートフォンを「格安スマホ」と呼ばれる安価なタイプに変えれば、毎月数千円程度の節約が見込めます。また無駄な保険を見直すことで、翌月以降ずっと保険料を削減できる可能性があります。もう少し細かいところで見ると、使用していない有料アプリやサービスを解約するだけでも数千円単位の節約になります。

こうした固定費の削減を積み重ねることで、毎月1万円以上=毎年12万円以上の節約を目指すことも不可能ではありません。収入アップを中長期的に目指す一方で、まずは節約に励みましょう。

コツコツ運用して資産を増やそう

ある程度貯金ができたら、資産運用を検討するのがよいでしょう。資産運用といっても、最初から仮想通貨やFXなどハイリスクなタイプの投資を行う必要は決してありません。個人向け国債やNISA・つみたてNISAなど、比較的リスクが低い投資、あるいは税制的に優遇されている制度もあります。慣れてきたら不動産投資を開始し、安定した家賃収入を目指すのもよいでしょう。

資産運用で重要なことは、短期的な価格の変動に左右されず長期の運用を心がけることです。そのためにも激しく市況の変化する投機的な運用方法は避け、長く付き合っていられる運用方法を選択します。コツコツ運用を続けて、資産を少しずつ増やしていきましょう。

焦りは禁物!「手っ取り早く金持ち」は避けよう

仮想通貨やFXなど、ハイリスク・ハイリターンな運用方法が多数あります。こうした方法ですと、短期的に莫大な利益を上げる可能性が存在する一方で、全財産を失うほどの損失を出す可能性もあります。特に資産運用初心者が多額のお金をこうした運用方法に投じると、高い確率で失敗するものです。

高いリターンを出すかもしれないというのは、高いリスクがあるというのと同じことです。ローリスクかつハイリターンの方法があれば理想的ですが、実際にはそのような方法は存在しません。

結局の所、節約とローリスクの運用を組み合わせるとともに収入をコツコツ上げることが、資産を増やすための最善の方法論と言えるでしょう。

お金を稼ぐならバランスが重要

お金を稼ぐには、収入アップと節約、資産運用の3つをバランスよく組み合わせることが重要です。収入がアップしても、浪費癖があったり投機好きだったりするとお金は貯まりません。爪に火をともすような節約を積み重ねても、収入が低いままでは資産が増えません。

今回ご説明したように、まずは固定費の削減で家計収支を改善させるとともに、中長期的なスパンで収入アップのための努力と資産運用を続けるようにしましょう。すぐに効果が出なくても、取り組みを継続させることが未来の自分を変えることになるのです。

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