今さら聞けないお金(資産)の運用方法【初心者必見】

(写真=TZIDO SUN/Shutterstock.com)

日本は預貯金の利息がないに等しい超低金利の状況下にあります。いったいどうやってお金を増やせばいいのでしょう。投資に興味はあるけれど、なかなか一歩が踏み出せないという方へ、今の時代に合った資産運用の方法を解説します。

資産運用は余剰資金で

お金に強くなる第一歩は、お金を「短期」「中期」「長期」の3つに分けて考えることです。

・短期……生活費、日常的に使うお金
・中期……3~5年先など、近い将来に使う予定のお金
・長期……当面使う予定のないお金、余剰資金

このうち、使う予定のある短、中期的に必要なお金は身近なところに置くのが安心です。そして、長期的な視野で確保する必要のある余剰資金で資産運用をするのが基本です。

初心者におすすめの商品ベスト5

次にご紹介する5つの金融商品は、投資の初心者でも比較的安心して利用できるものです。興味のあるものが見つかったら、内容をきちんと理解して、まずは少ない額で投資して経験を積んでいきましょう。

1.定期預金……最も身近な金融商品。メリットは元本が保証されていることです。貯蓄が苦手な人は、勤務先の勤労者財産形成貯蓄制度、いわゆる財形貯蓄や銀行の自動積立定期預金で強制的に貯めるのもお勧めです。

ただ、現在の金利は史上最低の水準にあるので、よく比較して少しでも高い金利の銀行を選びましょう。

2.個人向け国債……満期が10年で金利が半年ごとに見直される「変動10年」、満期が5年と3年で満期まで金利が変わらない「固定5年」「固定3年」の3種類があります。

直近の金利はいずれも、個人向け国債の下限金利である0.05%(税引前)でした。超低金利時代の中で、一般的な定期預金の金利より高い水準である0.05%より下がらないのはメリットです。

3.投資信託……多くの投資家から集めたお金を、運用の専門家(ファンドマネジャー)が投資者に代わって株や債券などの複数の商品に投資して運用する金融商品です。

つまり、本来、投資家が投資や運用するところを専門家にお願いするのです。500円から買える証券会社もあり、少額であっても効率良く分散投資できるのがメリットです。

4.NISA(少額投資非課税制度)……投資信託や個別株などの運用で得た利益にかかる20.315%の税金が決められた額の範囲で非課税になる制度。

「NISA」は年間120万円までの新規投資で得た利益と分配金が、最長5年間非課税になります。節税効果があり効率的に資産を増やせる反面、長期的な積み立てには向いていません。

「つみたてNISA」は、2018年から始まった積み立て型のNISAです。非課税投資枠が年間40万円まで、投資期間が最長20年と通常のNISAよりも長いことが特徴です。対象商品は一定の要件のもと、金融庁が選んだ投資信託商品です。低コストで長い期間運用できる商品が選ばれています。

5.iDeCo(個人型確定拠出年金)……節税しながら老後資金を準備できる制度です。加入者は月々の掛金を積み立て、預金や保険、投資信託に変えて運用します。掛金に応じて所得税と住民税が安くなり、運用中の利息や運用益は非課税になる抜群の節税メリットを誇ります。

ただし、60歳まではお金を引き出せないなど、注意点もあります。掛金は月額5,000円以上、1,000円単位で、会社員であるか自営業者であるかなど、その人の属性によって掛金の上限額は異なります。

小さな成功体験とリスク管理で大きく増やす

いきなり大きく儲けようとするのは危険です。少額でいいので、小さな成功体験を積み重ねていくことを目標にしましょう。そうすれば、楽しくなってより勉強したくなるものです。そのうち、大きなチャンスがやってきたときに、上手に波に乗るための知識や経験が身に付いているでしょう。

また、投資は成功することばかりではありません。分散投資をするなどのリスク管理も重要です。

最大のリスクは何もしないこと

今や、資産運用は特別な人だけがするものではありません。せっかく一生懸命働いて得たお金ですから、賢く運用して、長い人生を楽しく生きるために活用しましょう。まずは1,000円からでも、コツコツと積み立て、無理をせず続けていくことが大事です。

【オススメ記事】
老後に1億円必要って本当? 生活に必要な額をためる方法
30代既婚者は語る。20代、結婚前に資産運用をはじめるべき理由
知っておこう!結婚後にかかる費用アレコレと対策
不動産投資は「節税」になる! お金持ちほど不動産投資をするこれだけの理由
不動産投資って年金の代わりになるって聞くけど、どういう意味??